履歴書の書き方

履歴書は就職活動における正式な応募書類の一つであり、合否を左右する非常に重要な書類です。特にたくさんの応募者が集まる人気企業の場合、履歴書の中身だけで選考に落とされてしまうこともよくありますので、細心の注意を払って作成する必要があります。

ここでは、正しい履歴書の書き方、選考の通過率が高まる効果的な履歴書の書き方についてご紹介したいと思います。

履歴書の正しい書き方

まずは、オーソドックスな履歴書フォーマットに沿って、正しい書き方をご紹介します。

一般的な履歴書フォーマット

1. 日付

履歴書の日付には、記入した日付を記入します。ポストに投函する場合は、投函日を記載しましょう。

2. 氏名

氏名欄には、正式名称を記入します。また、「ふりがな」と書いてある場合にはひらがなで、「フリガナ」と書いてある場合にはカタカタで読み方を記入します。

3. 顔写真

顔写真は、できる限り写真スタジオで撮影した綺麗な写真を貼り付けましょう。(写真スタジオに行けない場合でも、スピード証明写真機で撮影した写真を活用し、携帯電話で撮影した写真などは使用しないようにしましょう。)また、写真を撮影する際はスーツを着用します。そして、撮影した写真の明るさなどを調整することは問題ありませんが、過度な加工は避けましょう。

顔写真は、履歴書の中でもっとも印象を大きく左右する場所で、選考結果にも大きく関わります。明るく清潔感のある写真を貼り付けるように意識しましょう。なお、写真が万が一郵送中に剥がれてしまうなどの可能性も考慮し、写真の裏側には自分の名前を記載しておきます。

4. 住所

現在住んでいる住所をマンション名や部屋番号まで正確に記入しましょう。

5. 電話番号

連絡がとれる電話番号を記入しましょう。固定電話を持っていない方は、携帯電話の番号のみ記入すれば大丈夫です。

6. Eメールアドレス

連絡がとれるEメールアドレスを記入しましょう。選考に関わる大事な連絡が来る可能性があるため、くれぐれも正確かつ分かりやすく記入するように心がけましょう。特にアルファベットの「o」と数字の「0」など、読み手が紛らわしさを感じる文字についてはより分かりやすく記載するようにしましょう。

7. 学歴

過去の学歴を、母国での学歴も含めて正確に記入します。学校を卒業予定の方は、「卒業予定」「卒業見込み」などと記載します。

8. 職歴

母国での職歴がある方は、職歴も記載します。なお、学歴と職歴は分けて記載します。

9. 免許

免許・資格を持っている場合は取得年月と合わせて記入します。TOEICやTOEFL、日本語能力検定など語学力にかかわる資格や、特定分野の専門性をアピールすることができる資格は積極的に記入しましょう。

10. 本人希望記入欄

履歴書には、「本人希望記入欄」など自由に書くことができるスペースが用意されています。このスペースを上手く活用して自己アピールしましょう。志望動機や自身の強み、入社への熱意などを簡潔に文章でまとめます。また、勤務地や勤務時間などについて希望がある場合には、その点もしっかり記入しましょう。

選考通過率を高める効果的な履歴書を書くコツ

冒頭でお伝えしたように、履歴書は選考の合否を左右するとても重要な書類です。採用担当者が思わず会ってみたいと感じる、魅力的な履歴書を書くコツは、主に下記の3つです。

  1. きれいな文字で、誤字・脱字をゼロに
  2. 顔写真にはこだわる
  3. フリー記入欄は応募企業ごとにカスタマイズする

きれいな文字で、誤字・脱字をゼロに

履歴書の文字は、できる限り丁寧に、綺麗な文字で書くように意識します。字が汚いと、それだけで印象が悪くなってしまいます。また、誤字・脱字があると、それだけで「この人は大事な書類を提出するときもミスをする人だ」「日本語能力が高いと書いているが、実際にはそれほどでもないな」とマイナスの印象を与えてしまいます。履歴書は一度事前に下書きをするなど万全の状態で準備を行い、提出前には誤字・脱字がないか入念にチェックしてから提出するようにしましょう。

顔写真にはこだわる

上記でもお伝えしましたが、顔写真はとても重要です。採用担当者が履歴書を受け取ったとき、まず見るのが顔写真です。この顔写真から伝わる人柄や雰囲気は、採用担当者の合否判断に大きな影響をおよぼします。写真の加工や合成などは決して行ってはいけませんが、できるかぎり明るく快活な印象を与える顔写真を使用しましょう。

フリー記入欄は応募企業ごとにカスタマイズする

複数の会社に同時に応募していると、フリー記入欄の部分も同じ表現を使い回してしまいがちです。しかし、同じ表現を使いまわすのではなく、一社一社ごとにしっかりと内容をカスタマイズして書くだけでも、志望意欲は相手にしっかりと伝わり、好印象を与えることができます。

ただし、カスタマイズして書くときも、ホームページを少しだけ見てその内容をもとに「理念に共感しました」などと書くだけでは、かえって浅さが際立ってしまいます。しっかりと応募企業のことを分析し、自分がどこに惹かれ、なぜ入社したいと思っているのかが明確に伝わるような書き方を心がけましょう。

まとめ

いかがでしょうか。履歴書を正しく効果的に書くことは、就職活動を成功させるうえでとても重要です。ぜひ上記のポイントを意識しながら、一つ一つの履歴書を丁寧に書きあげるようにしましょう。

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