【外国人求職者向け】介護職とは?仕事内容と在留資格を解説

近年、外国人が日本で介護の仕事をするための制度が増えています。また日本では、高齢化社会が進み、介護職の人手不足が大きな社会問題となっています。そのため、介護は外国人の活躍が期待されている業界です。このページでは、外国人が日本で介護職で働くための4つの制度(①在留資格「介護」、②EPA看護師・介護福祉士、③在留資格「技能実習」、④在留資格「特定技能」)について説明しています。介護の仕事に興味を持っている外国人の皆さんは、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 介護とは
  2. 介護職の年収
  3. 外国人が介護の仕事をするための4つの制度
    1. 介護
    2. 特定活動(EPA看護師・介護福祉士)
    3. 技能実習
    4. 特定技能
  4. 介護福祉士として働きたい人におすすめする転職サービス
    1. ナイス介護エージェント
    2. マイナビ介護職
    3. カイゴジョブエージェント
  5. まとめ

介護とは

介護とは、高齢者、障がい者、病人の生活をサポートする仕事です。具体的な仕事内容は、食事・着替え・入浴といった日常生活のヘルプ、部屋の掃除・洗濯などの家事、一緒に話す・遊ぶなどのメンタル面のケアがあります。介護を通じて、利用者とその家族の負担を減らし、深い人間関係を築くことで、他人の助けになることにやりがいを感じられる人に向いている仕事です。

介護は、老人ホームや病院などの施設で働くことが一般的です。外国人が日本の介護福祉士の国家資格を取得すると、介護施設で働くだけではなく、利用者の自宅で介護を行うことが可能になります。

介護職の年収

dodaによると、2019年、介護福祉士/ケアマネジャーの平均年収は325万円でした。20代の平均年収は303万円、30代の平均年収は340万円になります。全業界の平均年収は408万円であるため、介護福祉士/ケアマネジャーの年収は平均と比較して低めといえるでしょう。

外国人が介護の仕事をするための4つの制度

介護

日本の介護福祉士養成校を卒業すれば、「介護」の在留資格で日本で働くことができます。介護福祉士養成校に入学するには、N2程度の日本語が求められます。介護福祉士養成校は、2年間のカリキュラムを経て卒業します。また在学中はアルバイトとして働くことが可能で、介護福祉士の試験に合格すれば日本で永続的に働くことができます。

特定活動(EPA看護師・介護福祉士)

EPA(経済連携協定)とは、インドネシア、フィリピン、ベトナムの3カ国が日本との経済活動の連携強化をするため、日本に外国人を送りだす制度です。インドネシア、フィリピン、ベトナムの皆さんは、この制度を利用して、「特定活動」の在留資格で日本で介護福祉の仕事をすることができます。この制度を利用するには、母国で看護系学校を卒業し、あるいは母国政府より介護士に認定される必要があります。インドネシア・フィリピンはN5程度以上、ベトナムはN3以上で入国することができます。入国してから4年目に介護福祉士の国家試験を受験し、合格すれば日本で永続的に働くことができますが、合格できなかったら母国に帰国することになります。

技能実習

技能実習制度は、外国人が日本で働くことを通じて日本の技術を身に着け、帰国して母国の経済の発展に役に立つことを目指す制度で、在留資格は「技能実習」となります。入国時はN4程度、1年後はN3程度の日本語が求められます。日本に入国したあと、日本語と介護の研修を受け、介護事務所で働きます。技能実習生は5年間で日本で働けますが、5年後は帰国して、母国で介護の仕事をする必要があります。ただし、期間中に介護福祉士の資格を取得すれば、在留資格を「介護」に変更し、日本で永続的に働くこともできます。

特定技能

特定技能1号は、外国人が日本で働くことを目的とする在留資格です。母国で介護福祉のスキルと日本語が試験などで確認できたら、日本に入国できます。特定技能1号も技能実習と同様に、5年間で日本で働くことができます。期間中に介護福祉士の資格を取得すれば、在留資格を「介護」に変更し、日本で永続的に働くこともできます。技能実習の目的は「就労」ではなく「実習」であるため、転職することができないが、特定技能の目的は「就労」であるため、同じ職種であれば転職することが可能、という点は大きな違いです。

介護福祉士として働きたい人におすすめする転職サービス

ナイス介護エージェント

ナイス介護エージェントは、株式会社ネオキャリアが運営する介護業界専門の転職エージェントです。地方自治体、社会福祉法人、医療法人、株式会社など、さまざまな法人とのお取引があるため、取り扱う求人の種類も数も豊富です。また、フルタイム正社員だけでなく、短時間勤務やパートの仕事も紹介できます。外国人の介護職の紹介実績もあり、外国人ならではの悩みをサポートすることができるため、外国人の皆さんにおすすめしたい転職サービスです。

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マイナビ介護職

マイナビ介護職は、株式会社マイナビが運営する介護職の求人・転職サイトです。介護職の求人数はトップクラスだけではなく、求人の質や情報量にこだわっています。全国23支社に配置されたマイナビの介護職専門アドバイザーが各地の医療機関や施設に訪問し、自分の目で直接見学し、施設長や採用担当者にヒアリングを行っています。そのため、求人票だけではわからない職場の雰囲気や年齢層や人員体制などをお伝え出来ます。

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カイゴジョブエージェント

カイゴジョブエージェントは、株式会社エス・エム・エスキャリアが運営する介護職・介護福祉士専門の転職支援サービスです。介護職である介護福祉士、初任者研修、実務者研修(ホームヘルパー1級・2級)などの介護系職種の有資格者と全国の介護施設をマッチングすることができます。登録から入職まで完全無料で、介護職専門のキャリアパートナーが履歴書の書き方のアドバイスや、面接対策などのサポートを行います。

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まとめ

日本は少子高齢化の影響で、介護人材が不足しているため、外国人が介護の仕事に就職するチャンスが多いです。介護の仕事に興味を持っている外国人の皆さんは、今回の記事を参考にして、介護に関する在留制度を利用してみてはいかがでしょうか。

【参照データ】職種別平均年収ランキング【最新版(2019年)】
【参考ページ】外国人介護職員の雇用に関する介護事業者向けガイドブック

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氷村

氷村

中国出身。2019年に新卒でゴーリストへ入社し、外国人人材事業でキャリアコンサルタントを担当。jopus編集部に所属しながら、Webマーケティング、財務を兼務。外国人ならではの当事者目線で、日本で就職する外国人が気になる情報を分かりやすくお届けします!
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