【外国人求職者向け】語学講師の種類は?必要なスキルも紹介

日本で就職したいと考えているけれど、日本語が得意でないという外国人の方のなかには、語学講師を職業として検討している方も多いのではないでしょうか。日本では多くの外国人が語学講師として働いていますが、そのなかでも特にニーズが高い職業としては英語講師が挙げられます。そこでこのページでは、英語講師をメインに、語学講師の働き方の種類や、語学講師として働くうえで必要なスキルについて詳しく説明します。

  1. 語学講師の種類
    1. ALT(外国語指導助手)
    2. 英会話スクール講師
    3. 英語保育スタッフ
  2. 語学講師に必要なスキル
    1. 英語力
    2. 日本語力
    3. コミュニケーション能力
  3. まとめ

1.語学講師の種類

日本で語学講師というと、生徒の年齢層や教育機構によって、大きく分けて3種類に分類できます。以下で、3種類それぞれについて詳しく説明します。

ALT(外国語指導助手)

ALTは「Assistant Language Teacher」の略語で、日本語では「外国語指導助手」と呼ばれています。ALTとして活躍しているほとんどの講師が英語講師として学校に勤務しています。小学校・中学校・高等学校に配属されて、学校の授業で学生に語学を教えることが仕事です。

ALTとして日本で仕事をするためには、民間企業か自治体に雇用される必要があります。そのほかにも、JETプログラム(外国語青年招致事業、英称:The Japan Exchange and Teaching Programme)という地方公共団体が主催する国際交流プログラムを通じて来日することもできます。日本の小学校・中学校・高校などで働くALTは、教育ビザを取得する必要があります。

英会話スクール講師

ALTにならなくても、日本で語学講師として働くことは可能です。その場合は、民間企業が運営する英会話スクールで英語を教える語学講師を仕事として選ぶことができます。仕事内容は、小学生から社会人まで幅広い年齢層の人に語学を教えることが仕事になります。小学校から高校生までは、学校の授業内容の補助や高校、大学受験のための英語を教える仕事がメインになります。大学生・社会人に対しては、留学するために必要な英語やビジネス英語など、より高度な英語を教える必要があります。民間企業が運営する語学教室で働く英会話スクール講師は、技術・人文知識・国際業務ビザを取得する必要があります。

英語保育スタッフ

英語保育スタッフは、保育園や幼稚園で子供の世話をしながら英語を教える語学講師のことです。ALTや英会話スクールの講師と違って、英語を教えるだけではなく、子供の世話をすることも仕事の一部なので、保育の経験が求められる場合が多いです。英語保育スタッフも英会話スクールの講師と同じく、技術・人文知識・国際業務ビザを取得する必要があります。

2.語学講師に必要なスキル

英語力

日本で英語を教える語学英語講師になるためには、ネイティブレベルの英語力が求められます。例えば、英語の授業に力を入れている学校や、発音矯正を売り出している英会話スクールなどでは、アメリカや、イギリス、オーストラリアのような、英語が第一言語の国で生まれ育ったくらい方と同じくらいの完璧なイントネーションが必要になります。

一方、子どもたちに英語の楽しさを伝えることを重視している学校や英会話スクールでは、英語が第一言語ではない国に生まれ育ち、英語が少しだけ訛っている外国人でも語学教師になれるチャンスがあります。

日本語力

日本語がまったく話せなくても、日本で語学講師の仕事をすることは可能です。一方、日本語が話せるのであれば、大きな強みになるでしょう。例えば、日本語がビジネスレベルで話せるのであれば、日本人の同僚との仕事上のやりとりがスムーズにできる点などを企業にアピールすることができます。英語保育スタッフや英会話スクール講師の場合は、英語が話せない保護者も多いので、それらの保護者とコミュニケーションを取れる人材は、企業から見てとても貴重な人材です。

日本語が話せると、講師としての経験を積んだ後に、リードティーチャーやヘッドティーチャー、教育機構の人事やマネージャーなどの職種にキャリアアップできる可能性もあります。いまは日本語が必要ではないとしても、将来のキャリアのために、日本語を話せるように積極的にトレーニングしておくとよいでしょう。

コミュニケーション能力

語学講師は、自分の語学知識を生徒に教えることが仕事です。そのため、生徒の年齢に応じた、コミュニケーション能力が求められます。

保育園児から小学生の児童とのコミュニケーションについては、教師から語学を教えるというよりも、語学教師が児童たちと遊びながら自然と英語が身に付けられるように工夫する必要があります。そのため、子供と楽しく遊びながら、英語の単語や文法を伝える能力が求められます。

一方、中学生から高校生の生徒は、受験のために英語を勉強することが多いです。部活やアルバイトに気を取られてしまい、英語の勉強がなかなか進まない生徒もいます。そのため、生徒のモチベーションを維持しながら、受験用の英語を効率よく教えるスキルが求められます。

勉学や仕事が忙しい大学生、社会人については、短時間で就活に必要な英語スキルやビジネス英語を身につけたいと考えている生徒が多いです。なかには、英語が必須スキルではない人も多いため、挫折したら英会話教室を諦めてしまう人も多いでしょう。そのため、生徒と良い関係性を築き、英語の上達を実感させることが大事です。

3.まとめ

語学講師は、生徒の成長に携わることができるため、生徒が受験に合格したり、試験などで良い点を取れた時に感謝されることが多いので、やりがいを感じやすい仕事です。同じ「語学講師」と言っても、生徒の年齢によって、全く違うコミュニケーション能力が求められます。語学講師を希望する外国人の皆さんは、自分が向いている生徒の年齢層を確認したうえで、応募しましょう。

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氷村

氷村

中国出身。2019年に新卒でゴーリストへ入社し、外国人人材事業でキャリアコンサルタントを担当。jopus編集部に所属しながら、Webマーケティング、財務を兼務。外国人ならではの当事者目線で、日本で就職する外国人が気になる情報を分かりやすくお届けします!
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