工数とは・意味

工数

工数とは、「ある作業を完了するまでに必要な人数と時間」を表すことです。ビジネスシーンでは、特にIT業界で「工数」が使われます。例えばあるプロジェントを開発するときに、工数が少ないほど人件費などの原価を下げることができます。逆に、工数が多いほどコストが増えます。

工数を示す単位には「人月(にんげつ)」「人日(にんにち)」「人時間(にんじかん)」の3種類があります。1人の作業員が1時間でこなせる作業量なら、1人時間と表せます。1人の作業員が3時間でこなせる作業量なら、3人時間です。人月・人日の場合は、1日を8時間、1か月を20日として計算して同様に表します。

工数はプロジェクトに必要な作業量をわかりやすく示すことができますが、実際に1時間で作業できる量は人それぞれのため、絶対に正確な数値とはならないことに注意しましょう。

例:この開発プロジェントの工数は3人日です。

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