外国人のITエンジニア養成を目的とする奥多摩日本語学校(Bridge Institute of Technology-OKUTAMA)を運営する株式会社JELLYFISHと、ブロックチェーン事業を展開する株式会社ISSHOは10月19日、外国人留学生に向けた3ヶ月間のブロックチェーンエンジニア養成プログラムを開始すると発表しました。
「ブロックチェーン教育プログラム」は、奥多摩日本語学校に留学している学生7名に対し、ブロックチェーン領域で活躍できる人材を育成するために立ち上がったプログラムです。
参加する学生らは3ヶ月でブロックチェーンの歴史や暗号技術などの基礎から学び始め、実際にブロックチェーン技術を使った実装方法についてもハンズオン形式で学び、プログラムの最終日となる12月20日には、学生らがブロックチェーン技術を活用して制作したサービスの発表会も実施される予定です。
プログラムの会場となる奥多摩日本語学校は、廃校となっていた中学校を活用して2017年10月にオープンした学校です。入学者は海外の上位理系大学との提携により、基礎的なIT知識やプログラミング能力、英語能力、エンジニアとしてのビジョンなどを総合的に判断され、選抜されています。
日本語を学びつつ、開発に没頭できる環境でエンジニアとして磨きをかけながら、最終的には1年半のプログラムを終えてエンジニアとして企業への就職を目指すカリキュラムとなっています。
いま、世界中でブロックチェーン技術者に対するニーズが高まっており、今後その傾向はますます加速することが予想されます。ブロックチェーン技術を活用したサービスの開発力を身につけることができれば、日本国内はもちろん世界中へキャリアの可能性が広がります。
今回は限定された学生のみのプログラムとなりますが、今後、こうしたプログラムが全国に広がっていくことを期待したいところです。
【参照記事】JELLYFISH、日本初の外国人留学生に向けた、3ヶ月間のブロックチェーン教育プログラムを2018年10月より始動。
jopus編集部
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