人材業界大手の株式会社リクルートキャリアが発表した就職白書2019によると、従業員数1,000人未満の企業のうち約10%が2020年卒の外国人学生の採用計画で採用を増やす見通しだと回答したことが分かりました。
また、採用目的の調査では「組織や人材の多様性推進のため」が60%と最も多く、技術力や語学力だけはでなく、イノベーションの促進や多種多様な市場への対応力向上など、多様性を増すことで得られる効果を期待していることがうかがえます。
さらに、外国人学生の採用を実施していない企業を対象にした、外国人学生の採用をしていない理由の調査結果では「社内の受け入れ体制が不十分だから」が55.9%で1番多く、外国人材受入体制の整備の必要性と、改正入管法施行を前にして未だ体制が整っていない現状が浮き彫りとなりました。
【参考サイト】就職白書2019 の調査リリース
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jopus編集部
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