総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」が1月7日、「転職市場予測 2019上半期」を公表しました。
分析によると、2019年上半期の転職市場全体として、引きつづき求人は豊富で、企業の採用意欲も旺盛な状況が続くとしています。具体的に、1月から3月は個人の転職活動と企業の採用活動が活発になり、1年でもっとも採用マーケットが活況になります。4月以降も求人が豊富な状態はつづき、新入社員の配属により増加した人員に対応するアシスタントの求人や、2020年卒の新卒採用がスタートする前に中途採用を完了させたいと考える企業の求人が出ることが予想されています。
また求人数の動向については、全14分野のうち「増加」は4分野(営業、人事、経理、法務)、「ゆるやかに増加」は5分野(企画・マーケティング、クリエイティブ、IT・通信、電気・機械、販売・サービス)、「ほぼ変わらない」が4分野(化学・素材、建築・土木、メディカル、事務・アシスタント)、「やや減少」が1分野(金融)と見込んでいます。
さらに複数の分野で、専門性のある営業職と、データ活用の専門職に注目が集まっています。専門性のある営業職については、技術的な経験や業界特有の知識をもつ人材のニーズが高まりそうです。例えばエンジニアの経験を活かして営業にキャリアチェンジすることや、金融や医療の業界経験を強みとして異業界の営業に転職するなど、転職先の選択肢も広がっています。
データ活用の専門職においては、IT・通信、電気・機械、企画・マーケティングの3分野でデータサイエンティストが求められ、企画・マーケティングではWebマーケティングも注目職種です。社内に蓄積される大量のデータを活用し、事業貢献できる人材が求められると予測されます。
現在のスキルを活かすことができる同業他社や異業界への転職を検討している方は、今回の予測結果を参考に転職活動を進めてはいかがでしょうか。
【参照ページ】転職市場予測 2019上半期 |転職ならdoda(デューダ)
jopus編集部
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