総合人材サービス大手のパーソルキャリアが運営するアルバイト求人メディアの「an」は1月16日、同メディアに掲載された求人広告から分析した最新の全国のアルバイト平均時給を公表しました。
同社によると、2018年12月の全国平均時給は1,051円となり、47ヶ月ぶりに前年同月比が減少となりました。
エリア別の平均時給を見てみると、最も高かったのは関東エリアで1,102円、次いで関西エリアが1,046円、東海エリアが1,044円、九州エリアが943円、北海道エリアが941円となっています。九州エリアは65カ月連続、北海道エリアは47カ月連続で前年同月比を上回る状況が継続していることが分かりました。
特に伸びが大きいのが九州エリアで、インバウンド需要の高まりに伴いホテルや飲食店など旅行者向けのサービスを行う企業の平均時給が前年同月比よりも増加しています。
また、職種別の平均時給を見てみると最も高かったのは専門職系で1,252円、次いで運輸職系が1,144円、事務系が1,081円、サービス系が1,077円と続いています。フード系は998円、販売系は990円と、他の職種と比較して低めとなっています。
今回の調査から、日本全体として人手不足が続いていましたが、これまで右肩上がりだった都心部の平均時給は高止まり傾向にあることが分かりました。
なお、an編集長の川合氏によると、1月は年末に採用を控えていた「フード系」や「販売系」の企業で求人が増加することが見込まれ、平均時給は微減する見通しとのことです。
今回の調査を見てみると、同じアルバイトでも地域や職種によって時給は大きく異なってくることが分かります。アルバイトを検討している方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
【参照記事】アルバイト求人情報サービス「an」調べ 2018年12月 アルバイト平均時給 全国平均1,051円 ~「九州エリア」は、外国人観光客の増加や都市開発の影響で前月比・前年同月比ともに増加~
jopus編集部
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