Q:外国人留学生は留学中に働くことができますか?

外国人留学生でも、日本でアルバイトとして働くことは可能です。しかし、留学生は「留学」という在留資格であり、あくまで日本で学ぶことが目的なので、アルバイトとして働くためには地方入国管理局に申請して「資格外活動許可」を取得する必要があります。

また、学業への支障がないよう、留学生がアルバイトとして働くにあたっては「週28時間」までという制限が設けられています。この28日時間は1週間のどこから数えても28時間以内になっている必要があり、残業代も含まれます。また、これは留学生一人に対する労働時間なので、アルバイト先を掛け持ちする場合は、その合計労働時間数が28時間以内に収まっている必要があり、それぞれのアルバイト先で調整が必要となります。

外国人留学生のアルバイトは原則28時間以内なのですが、長期休暇期間中に限っては特例が認められており、1日8時間、週40時間までの労働が認められています。

日本語学校や大学を卒業後、日本での就職を目指す場合、日本語能力が求められますが、アルバイトはこの日本語能力を鍛えるうえで格好の機会となっています。そのため、レストランやコンビニ、ホテル、小売店など日本人の接客機会が多い仕事は、日本語能力を磨きたい外国人留学生のなかでも人気のアルバイト先となっています。なお、風俗店やパチンコ店などでアルバイトをすることは認められていないので注意が必要です。

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jopus編集部

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