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いま最も働きたい企業2019はサントリー。ランスタッド調べ

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オランダに本社がある世界最大級の総合人材サービス会社「ランスタッドホールディング・エヌ・ヴィー」の日本法人であるランスタッド株式会社が5月15日、勤務先として魅力ある企業を世界共通の基準で測る「エンプロイヤーブランド・リサーチ~いま最も働きたい企業 2019~」の調査結果を発表しました。

日本全国の約7,000名からの回答結果によると、最も魅力のある勤務先にはサントリーHD、2位に味の素、3位​にトヨタ自動車が選ばれました。一方、海外企業では1位にApple Japanが2年連続で、2位にAmazon Japan、3位にP&Gが選ばれました。また、業界別ランキングでは建設・不動産・住関連でTOTOが、金融・保険ではゆうちょ銀行やかんぽ生命などを有する日本郵政が昨年同様1位でした。また、商社・卸・小売業では、セブン&アイHDが初めて1位に選ばれました。さらに注目企業部門では、1位に3年連続でGoogle Japan、2位にカルビー、3位にヤフーが選ばれました。

エンプロイヤーブランド・リサーチ ~いま最も働きたい企業 2019~

このうち国内ランキングについてみていくと、1位のサントリーHDは「職場環境が快適である」「環境や社会に貢献している(CSR)」「興味深い仕事がある」など10の指標のうち9の指標でトップ10に入りました。

続いて、2位の味の素は、「ワークライフバランスが実現しやすい」「長期にわたる安定した雇用機会がある」「職場環境が快適である」など10の指標の内6つの指標でトップ10に入りました。

そして、3位のトヨタ自動車は「財務体質が健全である」「長期にわたる安定した雇用機会がある」「キャリアアップの機会がある」「革新的な技術を活用している」「社会的評価が高い」「給与と福利厚生が充実している」の6つの指標で1位となりました。

優秀な人材を獲得し保持することは、企業が持続的に成長し、グローバルの競争に勝ち残っていくためには重要な要素です。日本では超少子高齢化社会に突入しており、人材確保が大きな課題となる中、各企業はこうした企業の取り組みを参考に成長を図るとともに、グローバルでの活躍を希望する方は就労する際の一つの指標として活用してみてはいかがでしょうか。

今回の調査は、18歳から65歳までの日本人男女6,746名対象に、2018年12月14日から12月24日まで、インターネットによるWebアンケート形式で、対象となる225社について「社名を知っているかどうか」「その企業で働きたいかどうか」を問い、評価の高い企業を明らかにしたほか、勤務先選択の際に重視する指標についての調査を実施しました。

【ウェブサイト】エンプロイヤーブランド | 世界最大級の総合人材サービス ランスタッド

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jopus編集部

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