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経済産業省、外国人材のオンラインによる日本企業インターンシップを開始

経済産業省は株式会社パソナ(以下、パソナ)とコンソーシアムを組み、「令和2年度 国際化促進インターンシップ事業」を行っています。同事業では、開発途上国・地域の外国人材を対象としたオンラインインターンシップの参加メンバーを8月24日から10月15日まで募集しています。

同事業は、パソナがベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、インドの計5ヵ国に設置したサテライトオフィスにて、テレビ会議システムなどを活用しながら、オンラインで日本企業のインターンシップに約2か月間参加できるというものです。インターンシップでは「異文化マネジメント(受入企業対象)」「日本のビジネスコミュニケーション(外国人材対象)」など、受け入れ企業と外国人材の双方がスムーズにコミュニケーションが取れるように、様々な研修が用意されています。また、専属コンシェルジュによるオンライン面談や訪問を通じたフォローも行われます。インターンシップ終了時には、受入企業と外国人材がオンライン上で成果を発表する場が設けられるとのことです。

日本企業でインターンシップを体験したい海外在住の外国人の皆さんは、今回のインターンシップを申し込んでみてはいかがでしょうか。

■「令和2年度 国際化促進インターンシップ事業」概要

募集期間 企業/9月1日~10月15日
外国人材/8月24日~10月15日
対象企業 日本国内に主な事業所を有する中堅・中小企業 最大80社程度
対象外国人材 経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)が定める政府開発援助(ODA)対象国・地域の外国人材80名程度
※対象となる企業、外国人材の詳細は公式HPをご確認ください
内容 ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、インドの計5ヵ国に設置したサテライトオフィスにて、テレビ会議システムなどを活用しながら日本企業最大80社でインターンシップを実施

<インターンシップ例>
・各国における市場調査の実施
・プログラミングなど専門スキルを活かした越境ECサイトの構築
・翻訳業務 など

外国人材に
対するサポート
・インターンシップのフォローを目的にした現地スタッフによる面談
・サテライトオフィスまでの通勤に関する保険の付与
・サテライトオフィスにおけるPC、LAN、固定電話等の通信環境の提供 など(携帯電話の通信費はインターン負担)
スケジュール 【11月上旬~11月中旬】受入企業および外国人材の決定
【12月1日~12月23日/1月18日~2月3日】オンラインでのインターンシップの実施
※12月24日~1月17日は年末年始休暇
※2月2日、3日には成果発表会を実施予定

 

【参考サイト】経済産業省 国際化促進インターンシップ事業
【参照リリース】外国人材が日本企業でオンラインによる就業体験 経済産業省「令和2年度 国際化促進インターンシップ事業」開始

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jopus編集部

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