Wovn Technologies株式会社は4月14日、同社が提供するWebサイト多言語化ソリューション「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」を、日本航空株式会社のWebサイトに導入し、2020年3月より4言語での公開を開始したことを発表した。
「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」は、Webサイト・アプリを最大40言語に多言語化し海外戦略を成功に導く、同社が提供する多言語化ソリューション。既存のWebサイト・アプリに後付けができることから、多言語化に必要なシステム開発・サイト運用、翻訳にかかる不要なコストと人的リソースを削減に寄与。既に大手企業をはじめとする15,000サイト以上が導入している。
このたびのJALへの導入の背景として、近年の日本国内における在留外国人数の増加がある。在留外国人向けの取り組みとして、JALはこれまで国内旅行を促進するキャンペーンなどを提供していたが、これまで以上に在留外国人が快適に航空サービスを利用できるよう「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」の導入に至った。
JALの日本国内向けWebサイトは、既に日本語と英語の2言語が対応していたが、このたびの導入により、簡体字、繁体字、韓国語といった在留者数上位を占める中国、台湾、香港、韓国などのアジア圏の言語での対応が可能になった。
今後JALでは、多様化する顧客ニーズに応えるべく、利便性・快適性を向上させる施策の展開を加速していく考えだ。またWOVN.ioでも「今後も増加する在留外国人の日本での生活における利便性を向上するべく、多言語化を推進してまいります」とコメントしている。
近年の訪日外国人の増加により、様々な企業がインバウンド向けサービスの提供を開始している一方、在留外国人向けのサービスはあまりフォーカスされていないのが現状だ。同社のミッションである「全てのデータに母国語でアクセスできる世界」が実現すれば、世界中からアクセスされるサイトになるだけでなく、私たちの生活利便性は一層向上するだろう。
jopus編集部
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