人材紹介大手のJAC Recruitmentは7月30日、アジア各国のホワイトカラーの最新転職市場動向を公表しました。
JACによると、日本企業の海外事業関連求人は対前年四半期比で112%、対前四半期比で119%の伸びを見せており、日本の転職市場では景気が堅調に推移するなかで高度な専門人材の獲得競争が一層熾烈になっているとのことです。
特に化学、建設、物流などの業界で海外事業要員の募集が伸びているほか、製造業においてもIT投資に伴いIT系人材の募集が活発化しています。
また、化学業界では主にアジア新興国で開発営業ができる理系人材がひっ迫しているほか、建設業界ではメコン地域やインド、中東地域における大規模なインフラ工事の増加などを背景に各社の人材募集が難航しているとのこと。
そして物流業界は工場増設や事業エリア拡大に伴う製造物流の見直しに加え、消費市場の拡大に伴う商品物流の拡大を背景として国際物流の即戦力人材が市場で枯渇している状況とのことです。
厚労省が発表した 5 月の有効求人倍率(季節調整値)は 1.60 倍となっており、依然として 1990 年以降の最高水準で高止まりしています。
日本では空前の「売り手市場」が続くなか、積極的なグローバル事業展開を図る大手企業を中心に海外事業に携わることができる人材へのニーズはかつてないほど高まっており、日本で働きたい外国人にとっては好待遇で転職できるチャンスが広がっていると言えます。
語学力と専門性を活かしてキャリアアップをお考えの方は、ぜひJACに登録して最新の求人を探してみてはいかがでしょうか?
【参照サイト】アジア各国のホワイトカラー人材紹介市場の動向 2018年4月~6月
【企業サイト】JAC Recruitment
jopus編集部
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