外国人材派遣事業やリゾート施設へのアウトソーシング事業等を手掛ける株式会社ダイブが、留学生を対象にホテル・旅館での「有給インターンシッププログラム」を開始しました。
このプログラムは、増加する留学生の就職支援と、人手不足である観光業界の人材支援を目的として提供されます。留学生がダイブに登録すると、ダイブがホテル・旅館に留学生を派遣します。その後、ダイブから留学生に給与の支払いとフィードバックが返される仕組みです。これにより、ホテル・旅館はインバウンド対応と人手不足を解消できる一方で、留学生は就業スキルと社会人マナー、コミュニケーション能力を養うことができます。
日本学生支援機構(JASSO)によると、2018年の留学生の総数は前年と比べて12.0%増の298,980人となり、6年連続で増えています。そして、留学生の日本での就職状況は前年と比べて2,984人増となる22,419人と増加傾向です。また、訪日客数は2018年に3,000万人を突破し、観光業界における訪日客の受け入れ態勢の整備は喫緊の課題の一つとなっています。
留学生が同プログラムでのインターンシップを通じて新たなスキルを身に付けることで、日本経済活性化の一端を担う人材として活躍することが期待されます。
【参照ページ】外国人留学生6年連続増加 就職状況前年比増 観光業界と留学生を結びつける『有給インターンシッププログラム』を開始
【参照ページ】日本学生支援機構(JASSO)平成30年度外国人留学生在籍状況調査結果
【参照ページ】法務省 平成29年における留学生の日本企業等への就職状況について
jopus編集部
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