一般社団法人日本私立大学連盟は9月3日、同連盟に加盟している全国の私立大学123校が2017年度に受け入れた外国人留学生の数が、前年比9.8%増となる38,083名に達したことを公表しました。
内訳としては、本科生が私費留学生28,946人、交換留学生1,606人、国費留学生735名の合計31,287名となっており、そのほかに聴講生・選科生・研究生が5,906人、そして別科生が890人となっています。また、学部・大学院別では、学部生が26,473人と、大学院生が10,720人となっています。
本科生を出身国別に見てみると、最も多いのは中国(香港)からの留学生で、18,296名と全体の約58%を締めています。一方で、最も伸び率が高いのはベトナムからの留学生で、前年度の約1,400名から今年は1,800名と前年比で30%近い伸びを見せています。
今回のデータからは、日本全国の私立大学においても外国人留学生の数が増加し続けており、より国際化が進んでいることが分かります。
現在日本政府では大学や大学院を卒業した外国人留学生が日本でより就職しやすくなるよう、在留資格の緩和を計画しており、今後は卒業後も日本で働き続ける留学生がより増えることが予想されます。
【参照サイト】「国際教育・交流調査2017」結果の概要について
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jopus編集部
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