大手就職支援会社の株式会社マイナビは5月15日、現在日本でアルバイトをしている16歳以上の在日外国人300名を対象とする「マイナビ 2020年在日外国人のアルバイト実態調査」の結果を公表しました。
調査によると、在日外国人の9割以上が、現在のアルバイトを働きやすいと感じていることが分かりました。
一方で、アルバイト先に対して改善が必要だと感じる点については、「勤務時間の長さ(34.3%)」、「異文化への理解(32.3%)」、「昇給・昇格のスピード(32.0%)」など、日本ならではの雇用文化に対する項目が上位に挙がりました。
また、日本で働いて感じた母国との違いについては、日本人の特性とされる「挨拶・マナーが厳しい(27.3%)」「時間に厳しい(26.0%)」「上下関係が厳しい(24.0%)」などが上位に挙がりました。
アルバイト探しで大変だったことについて最も多かったのは「外国人向けの求人の少なさ(35.0%)」で、「求められる日本語能力の高さ(31.7%)」、「日本語での書類の準備(30.0%)」が続いています。
2019年4月に施行された「改正出入国管理法」によって幅広い業種の企業で外国人の採用が進んでいますが、今後、日本企業には外国人が働きやすい雇用文化の推進や採用プロセスの簡素化などが求められそうです。
【参照リリース】「マイナビ 2020年在日外国人のアルバイト実態調査」を発表
【関連サイト】外国人向けアルバイト求人サイトのまとめ
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jopus編集部
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