人材サービス大手のパーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」の最新調査によると、2018年上半期の転職成功者の平均年齢は31.6歳で、前回調査時の2017年下半期における平均年齢の32.1歳から0.5歳若くなっていることが分かりました。
男女別に見てみると、男性の平均年齢は前回よりも0.3歳若い32.4歳となっており、女性の平均年齢は29.7歳で前回と同様の結果となりました。
年齢の内訳を見ると、最も割合が高かったのは「25~29歳」の39.6%で、次いで「30~34歳」の23.3%、「40歳以上」の14.0%が続きます。前回と比較すると、「24歳以下」と「25~29歳」がそれぞれ0.8%、1.5%ずつ割合を上げており、特に若年層における転職が活発化していることが分かりました。
同調査は2007年7月〜2018年6月の期間にDODAの転職支援サービスを利用したビジネスパーソン約16万人を対象としたものです。
日本では、以前は「終身雇用」という言葉に代表されるように新卒で入社した会社に定年まで勤めあげるのが一般的でしたが、最近では転職も活発化しており、20代での転職も珍しくなくなっています。今後、ますますこの傾向は加速し、日本の労働市場はより流動性が高まっていくことが想定されます。
【参照記事】転職サービス「DODA(デューダ)」 転職成功者の年齢調査(2018年上半期)転職成功者の平均年齢は31.6歳、若手の転職者が増加
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jopus編集部
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