介護福祉士を養成する専門学校や大学などに2018年4月に入学した外国人留学生の数が、1,142人と前年比で倍増したことが公益社団法人「日本介護福祉士養成施設協会」の調査で分かりました。
同協会が介護福祉士養成課程を持つ全国365の専門学校や大学などを対象に実施した調査によると、2018年度の日本人を含む総入学者数は6,856人で、6人に1人を外国人留学生が占める計算となりました。
外国人留学生の出身国別の内訳としては、ベトナムが542人と最多となっており、次に多いのが中国で167人、ネパールが95人、インドネシアが70人、フィリピンが68人と続いています。
現在、日本政府は深刻な人手不足に悩む介護の分野で外国人労働者の受入拡大を進めており、昨年9月には新たに「介護」の在留資格を創設、外国人留学生が専門学校などで2年以上学び、介護福祉士の国家資格を取得すれば日本でも働けるように制度を整えました。これらの政策の効果もあり介護分野での就職を目指す外国人留学生の数は急増しています。
こうした流れを受けて、日本介護福祉士養成施設協会では9月10日に「介護福祉士を目指す外国人留学生のための相談窓口」を開設しました。介護福祉士を目指している外国人留学生の方は、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか?
【参照サイト】日本介護福祉士養成施設協会
【参照記事】介護留学生倍増、1000人超え 養成校入学の6人に1人
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jopus編集部
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