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外国人留学生「日本に留学してよかった」が9割

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が今年の1月に日本の大学や日本語学校などに留学している私費外国人留学生7,000名を対象として行った調査結果によると、留学生の92%が「日本に留学してよかった」と回答しており、「悪かった」と回答した学生は1.2%となっていることが分かりました。

また、在日年数が6年以上の学生は93.7%が「良かった」と回答しており、在日年数が多くなるほど日本への印象が良くなる傾向があることも分かりました。

なお、留学後の日本人に対する印象については 41.2%が「良くなった」と回答し、12.4%が「悪くなった」と回答しています。

留学してよかった理由として最も多く挙がったのは「国際的な考え方、教養を身につけることができたこと」(67.1%)で、次いで「日本語が習得できたこと」(65.3%)となっています。

一方で、留学後の苦労については、「物価が高い」と回答した学生が74.0%となっており、次いで「日常生活における母国の習慣(生活習慣、宗教上の習慣等)との違い」(34.6%)、「日本語の習得」(30.7%)という点が挙がりました。

今回の調査結果からは、日本に学びにやってきた留学生のほとんどが留学生活に満足していることが分かりました。一方で、日本の物価の高さや生活習慣の違いについては苦労しているという留学生の実態も明らかになりました。

これから日本がさらに多くの外国人留学生を受け入れるにあたっては、日本での生活や文化に馴染めるようなサポート体制の充実が重要になってくると言えます。

【参照サイト】平成29年度私費外国人留学生生活実態調査概要

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jopus編集部

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