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外国人留学生の7月時点の内定率は31.5%、ディスコ調べ

人材サービス事業を運営している株式会社ディスコは8月26日、2021年3月卒業予定の外国人留学生を対象に行った職業観や就職活動に調査結果を公表しました。

調査によると、7月時点の内定率は国内学生が7割超(77.7%)であるのに対し、外国人留学生は約3割(31.5%)にとどまっています。前年同時期(40.6%)と比べても10ポイント近く低くなっていることが分かりました。就職活動継続者は全体の約8割で(計 79.3%)、国内学生(計 37.9%)の2倍近い数にのぼります。

新型コロナウイルスの感染拡大が、自身の就職活動に影響を与えたかを尋ねた際には、「とても影響がある」という回答が半数を超え(53.9%)、「やや影響がある」(37.9%)と合わせると全体の9割を超えています(計91.8%)。具体的には、一番大きな影響は「企業との出合いの機会が十分に取れない(減った)」(53.6%)、次いで「志望業界の変更を余儀なくされた」(48.4%)などの回答があがりました。インバウンド業界など、外国人留学生に人気の高い業界が新型コロナウイルスの感染拡大により大きな影響を受けたため、やむを得ず志望業界や企業の変更をした人も少なくないようです。

就職活動だけではなく、新型コロナウイルスの感染拡大にあたって、留学生活全般について困っていることや不安に思うことについても調査したところ、回答で最も多かったのは、「母国に帰れない」で、4割強(43.7%)を占めていました。感染リスクや、再入国できなくなることへの懸念などから、母国に帰省したくてもできない留学生が多いようです。次に多いのは「アルバイトができない」(39.1%)、他にも「学費や家賃が払えない」「奨学金や学生給付金がもらえるか」「母国からの仕送りが減った」などの項目も一定数あり、経済的に困窮している学生も少なくないようです。

今回の調査で、新型コロナウイルス感染症拡大により、外国人留学生の内定率は約3割にとどまっており、一番大きな影響は「企業との出合いの機会が十分に取れない(減った)」(53.6%)ことが分かりました。多くの外国人留学生が日本国内での就職活動に苦しむなか、一日でも早く新型コロナウイルスが収束し、外国人留学生の採用活動が再開する日が早く来ることを願っています。

【調査概要】
調査対象:2021年3月卒業予定の外国人留学生(現在、大学4年生・大学院修士課程2年生)
回答人数:343名(文系260名、理系83名)
調査方法:インターネット調査法
調査期間:2020年7月3日~7月19日
サンプリング:キャリタス就活2021に登録している外国人留学生2,849人

【参照リリース】外国人留学生の7月の内定率は31.5%
【参考データ】外国人留学生の就職活動状況 2021年度調査結果(2020年8月発行) 

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jopus編集部

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