求人サイトのスカウト機能とは?転職の流れやメリット・デメリットを徹底解説

日本で転職活動を行う場合、多くの方は求人サイトに登録しています。求人サイトにはスカウト機能と呼ばれるものがあり、多くの人が有効に活用しています。

しかし、「どういったものがわからない」「何に役に立つのか?」といった疑問の声も少なからず聞かれます。そこで、今回は求人サイトでスカウト機能を使用した場合の転職の流れやメリットなどについて詳しく解説していきます。

1.求人サイトのスカウト機能とは

求人サイトのスカウト機能は、転職者に対して採用担当者がオファーを出せる機能です。

求人サイトは、履歴書や職務経歴書などを整えたうえで求職者が採用者や採用企業に応募するパターンが一般的です。求人に対して多くの人々が集まった場合、次の選考に残れる確率は低くなります。

しかし、スカウト機能の場合は、オファーによって企業の求人内容を案内されるため、書類の免除なども含めて通常の応募よりも有利な状態から転職をスタートさせることが可能です。

2.転職活動の流れの違い

一般的な求人サイトを使った転職活動の流れは、以下となります。

  1. 求人サイトに登録する
  2. 転職者が求人企業に書類を送る
  3. 書類選考を受ける
  4. 面接を受ける
  5. 内定

書類を整えて転職者が希望する企業に書類を提出し、自分の経歴や志望動機などを見てもらい、次の選考ステップへ進めるかどうかの可否判断を待つことが一般的な求人サイトでの転職活動の流れです。

一方、スカウト機能を使った転職活動では、採用担当者や企業が転職者に対して求人内容を紹介する流れとなります。

  1. 求人サイトに登録する
  2. スカウト用に匿名で職歴や資格などを登録する
  3. 採用担当者や企業が転職者にオファーを送る
  4. 面接を受ける(書類選考免除などの特典がある)
  5. 内定

スカウト機能は大きく分けて機械的に行われるものと、採用担当者が手動で行うものの2種類があります。送られてきたオファーに採用担当者の名前などがしっかりと記載されたものであれば、転職者の経歴や資格などを加味したうえで、採用担当者がオファーを送っている可能性が高いといえます。また、例外的に転職エージェントからオファーが届くこともあります。

求人サイトを利用した一般的な転職活動と違い、スカウト機能を利用した転職活動では、プロフィールに職歴や資格などの情報を掲載した後は、採用担当者や企業がそのプロフィールを参考にして、自社やプロジェクトにマッチする人材だと判断したらオファーを送ってくる流れになります。そのため、履歴書やエントリーシートなどの書類を用意して、希望する企業に提出するなどの手間はありません。

また、オファーを送る時点ですでに職歴や資格を確認しているので、書類選考が免除されてオファーの次のステップが面接となるなど、通常の転職活動の流れとは異なる部分も多くあります。

3.スカウト機能のメリット・デメリット

一見すると転職者の手間が少なく済み、通常の転職活動よりも優位な状態で転職をスタートできそうなスカウト機能ですが、メリットだけでなくデメリットもあるので、メリット・デメリットそれぞれを見ていきましょう。

3-1.スカウト機能を使った転職の主なメリット3つ

1.転職者の興味や資格などに沿った求人が多い

一斉送信で機械的に送られてくるオファーも多少あるものの、基本的には転職者の職歴や資格、興味に沿ってオファーが送られてきます。そのため、スカウト機能で紹介された求人は転職者の興味や経歴が、企業側の要望と合致する可能性が高い求人であるといえます。

2.求人サイトに載っていない求人の案内を期待できる

採用担当者から送られてくるオファーでは、求人サイトに載っていない求人が案内されることもあります。キャリアチェンジを検討するに値するほどの好待遇な求人の場合もあります。

3.選考の段階を一部省略できるものがある

スカウト機能を使った転職活動では、書類選考の免除など選考ステップの一部を省略するオファーもあります。

転職活動において、エントリーシートや職務経歴書などの書類の準備には相応の時間がかかる上に、書類選考が通らなかった場合、その書類準備にかけた時間や労力は無駄になってしまいます。その書類選考のステップを省略することができるのは、スカウト機能を利用するメリットの1つです。

3-2.スカウト機能を使った転職の主なデメリット3つ

1.機械的なオファーかどうか見極める必要がある

スカウト機能のオファーは、採用担当者だけでなく、求人サイトが機械的に送るパターンもあります。その場合、自分の望む求人や自分にマッチした求人が案内されるとは限りません。
機械的に送信されたオファーなのか、採用担当者が送ってきたオファーなのかを見極めることが必要となります。

2.会社については自分で調べるしかない

求人サイトのスカウト機能で送られてくるオファーには、主に募集中の求人内容が書かれています。簡易的な会社概要などが記載されていることもありますが、会社の評判などについては、転職者が自分で調べるしかありません。

3.選考段階が省略されたとしても合格するとは限らない

選考段階を省略できるオファーを転職者が受け取ったとしても、必ず内定が出るとは限りません。面接を行うのであれば、それに応じた準備が必要です。

4.まとめ

求人サイトのスカウト機能は、採用担当者だけでなく、転職者に対してもメリットがあります。お互いに様々な手間を省けるだけでなく、どういったポジションや働き方を望んでいるのかをお互いに把握することができるためです。

しかし、転職者は、オファーが採用担当者からのものなのかを見極める必要があります。また、スカウト機能を利用することで、自分では積極的にリサーチしていなかった業界や業種からオファーをもらい、新たな発見につながるということもあります。

メリットとデメリットを理解したうえで、通常の転職活動と並行して利用するなど、スカウト機能を賢く活用して、有意義な転職活動を進めていきましょう。

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jopus編集部

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