東京オリンピック・パラリンピックに向けた、政府と東京都、組織委員会による会議が開かれ、外国人の観客については原則として14日間の待機を免除する方向で具体的な感染対策を検討し、2021年の春までに決断することを各紙が報じています。
政府は、東京五輪開催前の2021年4月から試行的に外国人観光客の受け入れを再開する方針だ。会議では、外国人の観客の受け入れにあたっては、原則として14日間の待機を免除し、公共交通機関の利用も認める方向で検討する方針を確認しました。そして入国者の行動や健康を管理する仕組みを整えて、感染の疑いがある場合は速やかに把握できるようにするなど、具体的な感染対策を検討し、2021年の春までに決めることが分かりました。
現在、海外へ短期出張した日本在住のビジネス関係者らが帰国する際に、活動計画書などを提出すれば、帰国後14日間の自宅などでの待機を11月1日から免除しています。
外国人観客の感染対策は、選手に比べて人数や出入国管理から一定の限界があるため、政府は2021年春に向けて慎重な判断と準備を進めることが必要となるでしょう。
【参考リリース】東京五輪の外国人観客 原則14日間の待機免除で検討
【関連ニュース】政府、海外短期出張の帰国後14日間待機免除を決定
【関連ニュース】政府、2021年4月から外国人観光客の入国を検討へ
The following two tabs change content below.
jopus編集部
jopus編集部は、さまざまな業界知識が豊富なスタッフが日本で働きたい(働いている)外国人留学生・社会人の皆様にとって役に立つ情報、ぜひ知っておいてほしい情報を分かりやすく解説しています。/外国人の仕事探し・就職・転職支援メディア「jopus」
最新記事 by jopus編集部 (全て見る)
- 【大阪府 】貿易企業の法人営業 - 2021年11月18日
- 【参加者募集】スキルアップAI、23卒の学生を対象にAIエンジニアになるための長期インターンプログラムを開催 - 2021年11月11日
- 【東京】インハウスWEBデザイナー - 2021年11月5日