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外国人留学生の就活関連の情報収集はSNSが中心 – パーソル総合研究所×「CAMP」調べ

総合人材サービスを展開するパーソルグループのパーソルキャリア株式会社(以下パーソルキャリア)の若年層向キャリア教育支援プロジェクト「CAMP(キャンプ)」と、株式会社パーソル総合研究所(以下パーソル総合研究所)は6月18日、「留学生の就職活動と入社後の実態に関する定量調査」の結果を公表しました。

同調査によると、外国人留学生の多くが日本型の雇用や就職活動のあり方に違和感を抱いていることがわかりました。また、入社前に感じた違和感が就職後の定着や活躍に影響していることもわかりました。

本調査は、大きく2つに分かれています。1つめは、外国人留学生の「就職活動について」の調査です。もう一つは「入社後の意識・実態について」の調査です。

まず、「就職活動について」の調査では、就職活動での情報収集に活用した情報源について、1位「企業・口コミサイト以外のWebサイト」(留学生=34.7%、日本人=9.6%)、2位「企業のSNS公式アカウント」(留学生=26.4%、日本人=7.3%)、3位「公式アカウント以外のSNS」(留学生=23.1%、日本人=5.8%)でした。外国人留学生は日本人に比べて、合同会社説明会や学校の就活ガイダンスの活用は少ないことが分かりました。外国人留学生の多くが、企業のTwitterやInstagramのアカウントを積極的にチェックしているようです。

「留学生が就職活動で活用した情報源ランキング」(パーソル総合研究所・CAMPの「留学生の就職活動と入社後の実態に関する定量調査」) width=

次に、入社後の意識・実態については、1位「労働時間が長い」(51.5%)、2位「サービス残業が多い」(42.5%)、3位「休暇がとりにくい」(38.5%)と、労働時間に関わるものが上位を占めています。長時間労働についての不満を抱えている人が多くいることが分かりました。

また、5位は「与えられている裁量や権限が小さい」(31.0%)が挙げられており、若いうちから活躍がしやすい環境ではないことに不満を感じていることも分かりました。就職活動中の外国人留学生の皆さんは、入社後のギャップがないように、面接や面談などで企業の採用担当者に勤務時間や仕事をどれだけ任せてもらえるのかなどを確認しておくとよいでしょう。

「入社企業に対する満足度」(パーソル総合研究所・CAMPの「留学生の就職活動と入社後の実態に関する定量調査」) width=

同調査は、大学・大学院に通う外国籍の学生300人と、日本の大学を卒業後、日本で就職活動を行った人で、現在日本で働いている、正社員5年以内の200人を対象に、2020年2月14日から3月2日までの期間に実施されました。

今回の調査で、外国人留学生は日本人の就職活動とは異なり、SNSなどを活用して企業にアプローチしている割合が高いことが分かりました。コロナ禍で企業がオンラインで情報発信する機会も増えてきているので、今後これまでSNSを活用してこなかった留学生の皆さんは、より積極的に活用するようにしましょうなど

【参考リリース】パーソル総合研究所×「CAMP」、「留学生の就職活動と入社後の実態に関する調査結果」を発表 日本型雇用や就活のあり方に留学生の過半数が違和感

 

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jopus編集部

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