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2019年卒の外国人留学生、7月時点の内定率は42.6%

就職支援会社大手の株式会社ディスコが2019年3月卒業予定の外国人留学生を対象として実施した調査によると、2018年7月時点の日本人学生の内定率は81.1%となっていのに対して、外国人留学生の内定率は42.6%にとどまっていることが分かりました。

7月時点における外国人留学生の企業へのエントリー社数は平均27.6社で、日本人学生の約9割とそこまで大きな差は見られませんでした。また、エントリーシートの提出社数は19.2社と日本人学生の平均よりも5社多くなっており、内定取得者も含めて7月時点で71.8%が就職活動を継続していることが分かりました。

ディスコ社は、日本人学生と外国人留学生の内定率に大きな開きがある原因について、外国人留学生の就職活動の動き出しの遅さが影響していると考えられるとしています。

実際に、就職活動を開始した時期についての質問では、外国人留学生の約3割が「4年生の4月」と回答したのに対し、日本人学生では「3年生の6月」が最も多く(23.2%)、動き出しのタイミングに差があることが分かりました。

また、就職後のキャリアプランについては、外国人留学生のうち約半数が「一つの会社にこだわらず、転職などでキャリア・アップをしたい」と回答しており、日本人学生と比較して転職やキャリア・アップを志向する学生の割合が高い傾向にあることが明らかになりました。

さらに、卒業後の希望就職先については約6割の学生が「日本にある日系企業」と回答しており、「日本にある外資系企業」(22.7%)と回答した学生と合わせると8割以上の外国人留学生が卒業後も日本で働きたいと考えていることも分かりました。

日本での就職を希望する外国人留学生にとっては、いかに早く就職活動を始められるかが内定を獲得するうえでの鍵となりそうです。

【参照サイト】19卒外国人留学生、日本国内での就活開始に出遅れ 7月時点の内定率は42.6%

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jopus編集部

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