人材サービス大手のヒューマンリソシアは11月30日、ネパールの首都カトマンズにある3大学と、日本語教育の推進およびITエンジニアとしての日本での就職支援に向けて覚書を締結したと発表しました。
今回提携したのは国立大学のInstitute of Engineering,Tribhuvan University、私立大学のNami College、公立大学のNepal Engineering College, Pokhara Universityの3大学で、いずれもテクノロジー分野でネパール有数の教育水準を誇る大学となっています。
今後、ヒューマンリソシアは各大学内において日本語講座の開講をサポートするほか、希望者については卒業後に同社の社員として採用し、日本の国内企業に派遣することで、ITエンジニアとして日本で就業する機会を提供するとしています。
ヒューマンリソシアは日本国内で深刻化しているITエンジニア不足の解消に向けて、海外の優秀なITエンジニアは日本企業に派遣する「GIT(Global IT Talent)サービス」を提供しており、30か国、350名以上のITエンジニア採用を実現しています。
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)のデータによると、日本に来るネパール人留学生数は中国、ベトナムに次いで3番目に多い21,500人(2017年5月時点)となっており、ネパール人留学生にとって日本は人気の留学先の一つとなっています。
ヒューマンリソシアは2019年度以降、年間100名のITエンジニアをネパールから採用する計画で、ネパールの技術系学生に対して日本での就業機会を提供しつつ、日本企業の優秀なエンジニア採用を支援するとしています。
【参照リリース】ヒューマンリソシア ネパールの3大学と覚書を締結、技術系学生への日本語教育と日本での就職支援で協業
jopus編集部
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