日本に住む外国人は日本で働くことについてどのような印象をもっているのでしょうか。それに関する興味深い調査結果をGuidable株式会社が10月30日に発表しました。
今回の調査では、「日本の労働システムについてどう思うか」「どのような仕事に興味があるか」「仕事を探す上で一番優先順位の高い項目は何か」「母国にはなく日本国内でしかみかけることがない仕事は何か」「すでに日本で働いている方はなぜ日本で働くことを決めたか」の各項目を日本に住む外国人100人に質問しています。それぞれの項目についてみていきます。
まず、「日本の労働システムについてどう思うか」という質問には、35%が「良い」、29%が「程よい」、30%が「厳しい」と答え、64%の人が労働システムによい印象をもっていました。そして、「どのような仕事に興味があるか」という質問には、20%が技術職、19%が教師、16%がエンジニア、16%が営業職、15%が受付、4%がオフィスワーク、3%が通訳・翻訳、3%がマーケティング、2%がデザイン・アート、1%がPM、1%が財務と答えました。
続いて「仕事を探す上で一番優先順位の高い項目は何か」という質問には、35%が「給料の良さ」、23%が「労働時間」、 15%が「会社規模」、13%が「同僚との関係性」、12%が「仕事内容」
1%が「労働環境」、1%が「雰囲気」と答えました。
さらに「日本でしかみかけることがない仕事について」の質問では、「女性のホステス」「ホスト」「男性スカウト」「自動販売機スカウト」「自動販売機探し」「メイドカフェ店員」「号外の新聞を配る」「配管士」「満員電車に人を押し込む駅員」などが回答として挙がりました。
最後に「なぜ日本で働くことを決めたか」という質問に対しては、「日本語能力を高めるため」「よい給料のために日本で稼ぎたい」との答えがみられました。
日本で働く外国人が日本で働くことについてどのような印象をもっているのか、あるいは人気の職種はなにかがわかったのではないでしょうか。さまざまな業種、業態で外国人が求められていますので、ぜひこうした情報を参考に活躍の場を探してみてください。
調査は2019年9月13日から10月13日まで、全国の20代から40代までの在留外国人を対象に、インターネット調査の形式で行われ、有効回答数は100名でした。
【ウェブサイト】Guidable | How to live in Japan, work in Japan, study in Japan, survive in Japan
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jopus編集部

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