一般社団法人外国人介護職員支援センターは7月20日、外国人介護職を対象に実務者研修の無料サポートを開始しました。
介護福祉士国家試験に合格するためには、実務者研修を修了する必要があります。一般の在留外国人だけでなく、今後の介護技能実習生や特定技能外国人介護職も3年以上の介護実務経験を積み、この実務者研修を修了することで要件を満たし、国家試験を受験できるようになります。実務者研修は450時間の学習カリキュラムと2日程度の医療的ケアの演習で構成されていますが、そのうち、405時間部分は自宅で学習する添削課題での対応となっています。
次回、第33回介護福祉士国家試験からは、外国人受験者が希望すれば試験時間が従来の1.5倍に延長できるように制度が改正されました。また、実務者研修も来年3月31日まで(当初は今年12月31日まで)に修了すればよいことになり、受験希望者の増加が見込まれます。これを機に外国人の介護福祉士資格取得者が大幅に増えることを期待し、当センターはその支援に注力しています。
一般社団法人外国人介護職員支援センターでは、外国人向け介護福祉士国家試験対策講座をオンラインで展開してきたノウハウを活かし、外国人でも実務者研修の内容を学習できるように、全漢字にふりがなを付した添削課題と初期学習ビデオコンテンツを作成しています。
実務者研修宿題サポートコースの申込みには、使用テキストが日本医療企画発行のものであるなど、いくつかの条件があります。サポートコース受講要件や学習コンテンツサンプルなどの詳細は、下記のURLから確認できます。
http://caregiverjapan.org/welcome/jitsumushajmp
介護福祉士国家試験を受験する外国人の皆さんは、外国人介護職員支援センターのサポートコースを利用してみてはいかがでしょうか。
【参考リリース】外国人向け実務者研修添削課題(自宅学習)を無料でサポートし、多くの外国人介護福祉士誕生を目指す
jopus編集部
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