コンビニ大手のローソンは11月15日、大阪大学と共同で、同大学で学ぶ外国人留学生を対象として「ローソン外国人留学生支援奨学金」を2018年10月から開始したと発表しました。外国人留学生の安定した学生生活の支援と充実した勉学・研究環境を実現するのが目的です。
今回、ローソンは外国人留学生の入学から就職までを包括的にサポートしている大阪大学の取組みに賛同し、同大学と共同で新たな奨学金制度を開始することを決定しました。
対象者は2018年10月に大学院工学研究科博士前期課程(英語による学位取得コース)に入学予定の私費外国人留学生で、心身共に健康でかつ品行方正で学業成績が優秀な学生、コンビニエンスストア業界に関心がある学生となっています。
春と秋の年2回に各1名ずつを選考し、合格者には、2018年10月から2年間にわたって毎月3万円が給付されます。なお、この奨学金は返済不要となっています。
ローソンは、これまでも日本に留学を希望するベトナムの学生のための奨学金制度を実施しているほか、外国籍留学生の定期採用や店舗で働く外国人従業員の教育を積極的に進めるなどダイバーシティ推進にも取り組んできました。
この奨学金は、コンビニで働きたい留学生にとっては非常に魅力的な制度だと言えます。今回は大阪大学の留学生のみで対象者も限られていますが、今後、同様の取り組みが他社も含めて全国へと広がっていくことが期待されます。
【参照サイト】大阪大学×ローソンの新たな奨学金制度 留学生の安心で快適なキャンパスライフを応援します「ローソン外国人留学生支援奨学金」開始
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jopus編集部
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