人材サービス大手のヒューマンリソシアは11月19日、ルーマニアのトップクラスの国立大学であるブカレスト経済大学と日本文化に関する活動および日本語教育分野における相互交流と協力を目的とする覚書を締結したと発表しました。
また、この活動の拠点としてブカレスト経済大学内に日本文化や日本語、日本での就職情報などを提供する「Japan Study Center(日本研究センター)」を開設したことも併せて発表しました。
現在、ヒューマンリソシアは国内で深刻化するITエンジニア不足の解消に向けて海外の優秀なITエンジニアを国内企業に派遣する、「GIT(Global IT Talent)サービス」を展開しており、すでに30ヶ国以上から300名以上のITエンジニアを採用しています。今後、同社はヨーロッパ、とくに東欧圏のITエンジニアの採用を強化していく方針で、今回のブカレスト経済大学との連携もその一環となります。
ブカレスト経済大学はルーマニアの首都ブカレストに位置する国立大学で経済分野では東欧で最大規模を誇るほか、統計・データ分析や経済学においては同国トップクラスの大学です。外国語教育にも力を入れており、世界各国の研究プロジェクトに携わるなどグローバルに活躍できる人材育成に注力しています。
今後、両者は日本語や日本に関する授業の設置などの学術的取り組みに加え、文化や芸術分野でのワークショップの開催、日本文化に関する教育プログラムの開発、そして日本での就職に関するセミナーの開催など、共同プロジェクトを展開する予定です。
今回の提携をきっかけに、今後ますます両国の人材交流が促進され、多くのルーマニア人が日本企業で活躍するようになることが期待されます。
【参照記事】ヒューマンリソシア 文化活動や日本語教育での交流推進に向け、ルーマニア・ブカレスト経済大学と覚書締結
jopus編集部
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