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GEパートナーズ、日本語会話学習プラットフォーム「日本語.COM」β版をリリース

日本語の会話学習に特化したオンライン学習サービスを展開しているGEパートナーズ株式会社は7月7日、日本語会話学習プラットフォーム「日本語.COM」β版をリリースしました。

現在、日本語学習者は来日就労を目指す外国人を中心に増加傾向にあり、日本語能力試験(JLPT)の受験者数は2013年57万人から2018年103万人とほぼ倍増しています。しかしながら、日本語学習における学習インフラは日本語学校や家庭教師などの対面型サービスが依然として主流であり、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響で、多くの日本語学習者が学習機会を無くしました。

そのような状況を受けて、GEパートナーズ株式会社は「日本語コミュニケーション」に重点を置いたオンラインサービス「日本語.COM」を開発しました。2019年9月にα版をリリース後、改修を重ね、今回の新しくβ版をリリースしました。β版では、より多くの日本語学習者へサービスを提供するために、UI/UXの改善とコンテンツ機能の拡充に取り組んだとのことです。

<β版概要>

「日本語.COM」は2019年9月よりα版を開発し、これまで200名以上の外国人日本語学習者がサービスを利用してきました。β版では従来のオンラインによる1:1の会話学習機能に加えて、以下の5項目が新しく追加されています。

・専属コーチによる学習コーチング
・単語学習(全5374コンテンツ)
・動画文法学習(全644コンテンツ)
・聴解学習(全150コンテンツ)
・読解学習(全150コンテンツ)

自学用の学習コンテンツを大幅に拡充し、ヘビーユーザーからライトユーザーまで幅広く利用できる学習機能を追加されています。

日本語を勉強している外国人の皆さんの多くは、日本語学校などで勉強してきた方が多いのではないでしょうか?今回の「日本語.COM」β版のリリースが、コロナ禍によって日本語学習の機会を失ってしまった方の新たな受け皿になることを期待したいです。

【参考サイト】日本語.COM
【参照リリース】クオンタムリープベンチャーズを引受先とする第三者割当増資と日本語.COMベータ版リリースのお知らせ

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jopus編集部

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