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学情、2021卒4月内々定率の調査結果を発表、就職活動が開始できていない学生が3分の1に

新卒向け就職情報サイト「あさがくナビ」や第二新卒など若手向けの転職サイト「Re就活」を運営する株式会社学情は4月14日、2021年卒の内々定率調査(4月度)の調査結果を発表した。

調査は、2020年4月1日~10日の期間、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象にインターネットによるアンケートを実施した。回答者数は1,044人。

アンケート調査によると、2021年卒者の内々定率は、昨年同時期を7.9ポイント上回る「28.7%」と前月から13.1ポイント上昇。文系は「23.2%」(前月比10.0ポイント増)、理系は「38.0%」(前月比18.2ポイント増)となった。

内々定獲得者の1人あたりの平均内々定社数は「1.54社」と前年比+0.04ポイント、内々定先の従業員規模は「5000人以上」が最多となる28.2%で、大企業での内々定出しが順調に進んだことがわかる。

ここで注目したいのが、就職活動者の割合だ。順調に就職活動を進めている学生が増えた一方、現段階で就職活動をしていない学生が「34.9%」(前年比+21.6ポイント)と全体の3分の1にものぼる結果となった。これは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、活動を余儀なく休止させられた、または開始できていない学生が増えており、就職活動の進捗における二極化が進んでいることがうかがえる。

【参照サイト】2020042021年卒 内々定率調査 2020年4月

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jopus編集部

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