KPIとは・意味

「KPI」とは「key performance indicator」の略語です。日々の業務プロセスがどれだけ達成されたかを評価する具体的な数値基準のことを指します。日本語で訳すと「重要業績評価指標(じゅうようぎょうせきひょうかしひょう)」となりますが、日本語で訳すシーンは無く、ビジネス上では「KPI」と呼ぶことが一般的です。特に営業やマーケティングなどビジネスサイドの業務の目標設定時に使われます。

例えば営業部門においては、訪問件数や受注件数などがKPIとして設定されます。これらのKPIの数値を達成できれば、個人・組織の目標に達成したことを意味します。

例:会社の目標を達成するために、100社への電話営業をKPIに設定する。

KPIを設定すると、組織や個人の業務における目標が数値化され明確になります。また、評価基準が統一されるので、公正な評価をすることが可能です。

また、日々の業務プロセスの達成率を測る「KPI」に対し、企業や社員の目標がどれだけ達成されたかを測る具体的な数値を「KGI」と言います。「key goal indicator」の略語で、日本語で訳すと「重要目標達成指標」です。「KPI」は最終的な目標の「KGI」を達成するための中間指標でもあります。

【ECショップを運営する企業の場合】
KGI=半年で売上を前年比120%アップ
KPI=客単価300円アップ、リピート率10%アップ、LPからのCV率1%アップ、期間限定商品を100点販売など