政府は、海外へ短期出張した日本在住のビジネス関係者らが帰国する際に、活動計画書などを提出すれば、帰国後14日間の自宅などでの待機を11月1日から免除することを決定しました。
待機免除の対象は、日本在住の日本人や在留資格を持つ外国人です。出張先での滞在期間が現地での隔離期間を除いて7日以内、移動を自宅と職場などとの往復に限定し、電車やタクシーなど公共交通機関は利用しない、PCR検査(遺伝子検査)などを受け、帰国後の受け入れ先の企業などが定まっていることなどが条件です。
政府は、韓国とシンガポールからの帰国者に待機を要請しない枠組みをすでに導入済みです。ベトナムとも11月1日から運用を始めます。
今回の決定によりこの枠組みを結んでいない全ての国や地域に短期出張する際も帰国後2週間の自宅待機が要らなくなります。日本からの渡航を受け入れている国・地域が事実上の対象で、外務省によると米欧の主要国なども含まれます。
今までは、アジアを中心とした指定の国のみが待機免除となっていたが、今回の待機免除によりアジア圏以外のビジネスが徐々に加速することが期待できるでしょう。
【参照リリース】海外出張の帰国後2週間待機を免除 移動制限など条件
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jopus編集部
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